LED電球の調光

Date: 2015/11/30

さて、今回はLED電球を調光するお仕事です。

「調光可能」と銘打っているLED電球でも、調光器のメーカーや種類によって相性の善し悪しがあったりします。

そのあたりは電球側にも調光器側にもちっこく注意書きが書いてあったりする訳ですが、そこをちゃんと確認せずにいざ現場で調光をかけたらLED電球がチラつく!どうしよう!みたいな事態はよくあると聞きます。

今回は期間限定の仮設の照明であるため、LED電球に対して相性の良い調光器を探すという手間の掛かることはせず、Panasonicの白熱球用調光器を捨て球を併用して使用しました。

経験上、捨て球を入れれば白熱球用調光器でちゃんとLED電球も調光します。(もちろんLED電球側が調光対応でなければいけませんが)

流石に消え際までスムーズに調光するのは難しいですが、輝度調整レベルであれば全然問題無しです。

そもそも出力素子がトライアックの位相調光方式でLED電球を調光すること自体無理があるお話ですけどね。

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イルミネーションの作り込み その2

Date: 2015/11/30

さて、イルミネーションの作り込みの話題がもう一つ。

ちょっと訳ありで肝心のイルミネーション部分をお見せすることが出来ないのですが(実はエンドユーザー様が高級ブランドだったりするので、結構こういう物件が多いのです)、こんなこともやってます。

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訳が分からないかもしれませんが、この上にE26のソケットが127個取り付けてあり、配線を下に抜いてあるという図です。

つまり、配線の本数が127本。。しかもソケットのため接地側、非接地側を確認しながらの作業となります。。

ソケットへの配線の接続もそれなりに手間がかかりましたが、これをまとめる作業がまた大変です。

一応、VFFの印字側の線を非接地側としてソケットに接続していますので、薄暗い台の下で目をこらしながらVFFの薄い印字を確認するという非常に目の疲れる作業です。

どうにかこうにか結線→整線し終わった図がこちら。

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INAZMA株式会社のモットーは「見えないところこそ綺麗な配線」なので、このように127本の配線を綺麗にまとめきりました。

イルミネーションの作り込み

Date: 2015/11/29

イルミネーション工事において、事前に作り込んでいったものを現場で取り付けることも多々あります。

今回はLEDチューブライトをワイヤーで吊り下げられるように、アルミCチャンネル製のベースに取り付けて、配線を予め延長しておくという内容の加工をご依頼頂きました。

LEDチューブライトのカットピッチが900mm単位のため、1,800mm、2,700mm、3,600mmの3種類の長さで製作します。

アルミCチャンネルは素地のままだと目立つので上記の長さにカットして、ワイヤーで吊り下げる用の下穴を開けてから、塗装の準備に入ります。

アルミには塗料が乗りにくいので塗装の前に軽く全体にサンドペーパーをかけ、プライマーを吹きます。

で、プライマーが乾いたところで、アルミ用の塗料を吹きます。(今回は2度塗りしました)

塗料が乾いたら、LEDチューブライト用のモールをCチャンネルに貼り、予めハンダで配線を延長しておいたLEDチューブライトをモールにはめ込んでいきます。

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仕上がりはこんな感じです。(Cチャンが裏側なので見えませんね。。)

このように、事前にしっかりと作り込んで行くことで現場の手間を減らすことが出来ますし、現場での「アレが無い!コレが無い!」というドタバタも生まれにくくなります。

今回は作り込みだけの依頼でしたのでこの加工品を現場に納品して説明後、取り付けは鳶さん、結線は電気屋さんにお任せしました。

どうやら無事に現場も仕上がったようなので、後日見てこようと思います。

樹木イルミネーション最大のポイント

Date: 2015/11/20

さて、街を彩るイルミネーションといえば、街路樹のイルミネーションを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

東京都内でも、丸の内仲通りや六本木ヒルズけやき坂、表参道など大規模な樹木イルミネーションを展開しているところが結構あります。

そんな樹木イルミネーション、綺麗に見せるための最大のポイントは。。

「剪定」

です。

ちゃんとお手入れした木でないと余計な枝ばかり多くて、イルミネーションを取り付けた際に樹形が綺麗に出ないのです。

弊社では、造園業を営む協力業者による樹木の剪定作業も請け負っています。

仕上がりが全然違いますよ。

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ネオンサイン

Date: 2015/11/19

イルミネーションまっただ中のこの時期ですが、その合間を縫ってネオンサインの工事を行いました。

ストリップネオンの曲げ文字には、LEDでは表現出来ない魅力があります。

獣害も含めメンテナンスが大変なネオン管ですが、これからも無くならないで欲しいものの一つです。

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