イルミネーション工事において、事前に作り込んでいったものを現場で取り付けることも多々あります。
今回はLEDチューブライトをワイヤーで吊り下げられるように、アルミCチャンネル製のベースに取り付けて、配線を予め延長しておくという内容の加工をご依頼頂きました。
LEDチューブライトのカットピッチが900mm単位のため、1,800mm、2,700mm、3,600mmの3種類の長さで製作します。
アルミCチャンネルは素地のままだと目立つので上記の長さにカットして、ワイヤーで吊り下げる用の下穴を開けてから、塗装の準備に入ります。
アルミには塗料が乗りにくいので塗装の前に軽く全体にサンドペーパーをかけ、プライマーを吹きます。
で、プライマーが乾いたところで、アルミ用の塗料を吹きます。(今回は2度塗りしました)
塗料が乾いたら、LEDチューブライト用のモールをCチャンネルに貼り、予めハンダで配線を延長しておいたLEDチューブライトをモールにはめ込んでいきます。
仕上がりはこんな感じです。(Cチャンが裏側なので見えませんね。。)
このように、事前にしっかりと作り込んで行くことで現場の手間を減らすことが出来ますし、現場での「アレが無い!コレが無い!」というドタバタも生まれにくくなります。
今回は作り込みだけの依頼でしたのでこの加工品を現場に納品して説明後、取り付けは鳶さん、結線は電気屋さんにお任せしました。
どうやら無事に現場も仕上がったようなので、後日見てこようと思います。